正匠ブログ:現場レポート
「正匠の家」現場レポート

Webでリノベ塾 Vol.2

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    さて、書類を提出するところで終わっていました。続きです^^

     

    長期優良リフォーム技術審査の書類、

    建物のエネルギー消費性能を見える化したBELSと言われる書類

    今回の補助制度を利用するために必要な書類をそろえ

    補助金交付申請書類を補助金交付申請の支援室と言われる受付機関へ

     

     

    さらに、鹿児島県の地域振興局へ長期優良住宅認定の書類一式提出。

    リフォーム、リノベーションでは珍しい事例なので、認定通知を頂くまでに

    そこそこ、時間は要しましたが無事に認定通知もおりました^^

     

     

     

    リノベーションでの認定は事例がほとんど無いそうで、

    認定を頂くにも、地域振興局の方が確認する日数を要しました^^;

     

    いよいよ着手です!!解体作業へ

     

    柱や梁を残したまま、ほぼ解体しました。

    窓サッシも全て新しいものに変わるため、全て撤去です。

    当時にしては珍しいべた基礎でしたので、土台廻りも傷みが少なく

    とても大切に暮らされていたことが分かる建物でした。

    『後代に残したい』という施主様の思いをしっかり受け取り、

    職人さん達とともに『いい家』を建てるべく現場作業をすすめてまいります。

     

    私たちの考える『いい家』とは、ただ見た目をきれいにすることではなく、

    家本来の性能を上げるということを重点的に考えリノベーションします。

    性能というのは、耐震性や断熱性能、気密性能というものをしっかり考えて形にすること。

    人も家も、見た目より中身が大切なんです😀

     

    では、次回は基礎の方に入っていきましょう!

    おたのしみに。

     


    Webでリノベ塾!

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      姶良市鍋倉でリノベーション中の物件。

      現在、大工さん達が数名入って施工中により、

      なかなか現場でのリノベ塾が難しいため、誠に勝手ながら

      Webにて講義をさせて頂きます!

       

      最近では周知され始めている『リノベーション』

      このリノベーションとは、一般的に言われている『リフォーム』とは異なり、

      中古住宅の機能を刷新し、これから住む人達のライフスタイルに合わせて

      間取りや建物の性能(断熱性や耐震性など)を向上させ

      新しい価値を生み出すための工事を施すことを言います!

       

      そして今回、リノベ塾のワークショップ会場に選ばせて頂いた

      姶良市鍋倉のリノベーション現場は・・・

      新たな生活を迎える場所として、ご両親が住まれていた旧家を大切に残しつつ

      次の世代につなげたい!というオモイを持たれてリノベーションをご選択された施主様。

      そのオモイをカタチニするため、たくさん悩む中で、

      今回弊社が取り組ませて頂いたのは長期優良住宅化リフォーム推進事業という

      国の補助制度の活用でした。

       

      長期優良住宅化リフォーム推進事業という制度は、

      ・・・質の高い住宅ストックの形成及び子育てしやすい環境の整備を図るため、

         既存住宅の長寿命化や三世代同居など複数世帯の同居の実現に資する

         リフォームを推進することを目的として、リフォーム工事等の事業の

         実施に要する費用の一部について、国が支援する補助制度

       

      さらに今回は高度省エネルギー型】といって、

      長期優良住宅(増改築)の認定を受けるもののうち、

      一次エネルギー消費量が省エネ基準比20%削減される建物として申請させて頂きました。

       

      【着手前の外観】

       

      【着手前の室内】

       

      【着手前の浴室】

       

       

      まず、長期優良住宅化リフォーム推進事業を申請するにあたり

      専門家による【インスペクション】が必要となります。

       

      インスペクション(建物状況調査)とは・・・

      住宅の設計・施工に詳しい建築士などの専門家が、

      住宅の劣化や不具合の状況について調査を行い、欠陥の有無や補修すべき箇所、

      その時期などを客観的に検査するものです。

       

      インスペクションを行い、現況の状況を鑑みて

      既存建物の基礎部にひび割れの幅や欠損があるかなど調査し、

      らに現状の柱位置や筋交いと言われる構造材などを確認し、図面に落としこんでいきます。

      昭和56年6月1日以前の建物のほとんどは、現行の耐震基準等に適合していないことが多いので

      まず、現行の耐震基準に合うのか構造計算を行います。

      補強に必要な金物を拾い出し、

      計算書を元に、現況から補強していくための基礎図を仕上げます。

       

      さらに、今回は高度省エネ型仕様なので、

      断熱等性能等級計算書も作成しました。

       

      こういった書類を全てそろえ、評価機関へ提出し、

      新築では比較的取得されている割合が増えてきたBELS評価を

      今回リノベーションで取得することができました!!

      正直、計算等に時間を要しましたがこれでようやく、国へ書類を提出できました!

       

      ということで、ちょっと長くなってしまいましたので、今回はここまで^^;

       

      次回からは、現場の様子を合わせて進捗お知らせします!

      おたのしみに。


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