正匠ブログ:現場レポート
「正匠の家」現場レポート

Webでリノベ塾 Vol.9

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    姶良市鍋倉でのリノベーション工事

    間もなく仕上げの点検が入ります。

    協力してくださった皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

     

    おかげさまで完成を迎えることができました。

    (引渡し式の様子は平石のブログからご覧ください^^)

     

    これまで続けてきましたWebでリノベ塾。

    いよいよ最終回です。

     

    建物が仕上がり、残すところは外回り。

    今回、社内検査の時に職人さんたちに集まっていただくので

    検査後に砂利敷きをお願いいたしました。

    優しい方々ばかりで、本当に感謝です。

    皆様、汗を流しながら頑張ってくださりました!感謝です(´;ω;`)

     

    そして、もう一つ。

    施主様のご実家で使われていた座卓。

    天板が少しはがれているのを補修もお手伝い。

    完全にきれいにはできなかったのですが、

    職人がとても頑張ってくれました。

    新しいお家の和室に釣り合う座卓に仕上がりました。

     

     

    私たちのお仕事は、お客様の夢や希望という大きなオモイをカタチにすることです。

    どんなに大きな夢や希望も、カタチにしてくださる職人さんたちがいなければ

    決して作り上げることは出来ないお仕事です。この場を借りて御礼申し上げます。

     

    そして、そのオモイをカタチにするために私たちも日々、学び、

    どこよりも良い家づくりを目指しております。

    全員が力を合わせて、皆様のお家づくりを完成させるべく

    これからも精進しなくてはなりません。

     

    いま、新型コロナウィルスの影響でたくさんの方が不安や制限にストレスを頂かれていることと存じます。

    我々も【感染しない、感染させない】を念頭に健康第一で業務を従事しております。

    どうか、この不安情勢が終息しますことをスタッフ一同心より願って・・・

     

    次回は、新築ライフスタイル塾を更新していきます!お楽しみに。

     

    正匠 スタッフ一同


    Webでリノベ塾 Vol.8

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      Webでリノベ塾 第8回目。

      現在、完成に向けて仕上げの施工中です。

       

      平屋でも勾配天井といわれる高さがある天井の時は

      内部にも足場を組みます。

      (クロス屋さんは手が届かないです><。)

       

      もちろん左官さんも高いところは手が届きにくいので

      足場にのって漆喰壁をしあげていきます。

       

      お客様のご希望で、少し粗めに仕上げた漆喰の壁。

      威風堂々としています^^

       

      漆喰壁が仕上がり、しっかり乾燥させた後は、

      電気屋さんがコンセントやスイッチのプレートを付け

      建具屋さんが造作建具を立て付けて、

      水道屋さんや設備屋さんが、浴室以外の設備を取り付けて

      1軒の住宅が完成していきます。

       

      一つの建物を建てる時は、たくさんの職人さんたちの手が入って

      完成していくのです。誰も一人で家を完成させることはできません。

      つくづく、感謝です♪

       

      完成前の様子を皆様にも、少し、ご紹介します^^

       

       

      薪ストーブの炉台。

      足場板との相性も抜群の仕上がり^^

       

      高い天井

      キッチンの天井は格子で仕上げて、カッコよさが際立ちました。

      ご主人のお気に入りのシーリングファンも光っています☆

       

      身長を記した柱。

      思い出をしっかり残して次の世代につなげたい。

      そういった施主様のオモイがカタチになりました。

       

      空き家同然の施主様のご実家だった建物。

      夫婦で暮らす穏やかな住まいは、子供や孫が集まる楽しい場所に生まれ変わります。

      姶良市鍋倉のリノベーション、もう少しで完成です。

      次回、最終回は完成をお披露目!

       

      完成見学会を予定しておりましたが、

      この度の、コロナウィルス感染拡大防止に向け、

      3月10日付けで、政府より行事自粛の延長が要請されました。

      弊社でもスタッフ一同協議の上、誠に残念ながら

      今回の完成見学会を中止する判断をいたしました。

       

      つきまして、こちらの弊社Webサイトなどで

      しっかり完成をお伝えできるよう、準備しております。

      お楽しみにお待ちくださいませ。

       

      SEISYOHOME


      Webでリノベ塾 Vol.7

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        さて、Webでリノベ塾も七回目を迎えました。

        大工さんがようやく終わります^^;

         

        リノベーションやリフォームは新築と異なり、

        もともとの建物の状態へ合わせていく作業が必要になります。

        そのため、大工さんたちは中々難しいことをこなしてくれています。

        しかし、大工さんたちだけではなく、

        電気屋さんや水道屋さん、換気システムの方や

        屋根や外壁、サッシ周りの防水や塗装、

        大工さんたちがいる間も、内外部でできる工事を進めてくださる職人さんたち。

        皆様のおかげで、一つの建物が完成していきます。感謝です(T◇T)

         

         

         

         

         

        お風呂が組みあがり、おおむね大工工事が終わると内装工事に入ります。

        クロス工事と左官工事が入ってきて、お家が仕上がってきます^^

         

        現在、左官工事と大工さんの家具造作工事中です^^

        足場も外れていい感じですね♪

         

        さて、現在リノベーション中のこちらのお家は

        お客様のご厚意により、3月21日、22日に完成内覧会を開催します^^

        ぜひあそびにいらしてくださいませ♪工事の進捗は、またご報告します!

         

        SEISYOHOME

         

         


        Webでリノベ塾Vol.6

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          こんにちわ!

          前回のリノベ塾では断熱のお話をさせていただきました。

          さて、いよいよ大工工事は大詰めです。

           

          大工工事は、断熱材施工後も進んでまいります。

          天井下地が終わると、クロスや漆喰で仕上げるところは、プラスターボードを貼ります。

          ボードが貼られては配線ができませんので、

          下地の時には、電気屋さんが配線を済ませてもらいます。

          リビングの勾配天井はシナベニヤ仕上げ。

          勾配天井は高さが上がるため、大工さんたちは自分たちで足場を組んで

          材料を貼ってくれます。大変ですよね^^;

           

          壁下地が終わると、壁のボード貼りまで進みます。

          ボードを貼る前に、壁掛けテレビや造作家具や

          鏡の下地を入れていきます。

           

          ここは薪ストーブが来るお部屋です。

          薪ストーブを床に置くときは、ステージといって台を作ります。

          床と同じ高さに持ってくると、薪ストーブは本格的に稼働していくと

          200℃以上になるため、床を熱から守り、防火の役割も果たしてくれます。

          また、重量があるので炉台があることで重さを分散させる役割も果たします。

           

          先に補強のため、薪ストーブの下にはブロックを積みます。

          その上に、床下地になる合板を大工さんが施工します。

          今回、このお部屋の床は足場板といわれる木で仕上げますが

          炉台はタイルを貼って仕上げることにしました。

          下地を施工した後は、左官さんがタイルで仕上げます。

           

          アイアンブラックの薪ストーブに似合う炉台ができました!

           

          さらに壁面も同じように防火や熱から守るための

          炉壁というものを作ります。

           

           

          今回は、防・耐火性の強い窯業系サイディングで仕上げています。

          ここは、お家の中でも見せ場の一つ。完成が楽しみです^^

           

          まだまだ施工は続きます・・

          今回はここまで。

           

          SEISYOHOME


          Webでリノベ塾 vol.5

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            こんにちわ!

            日曜日から連日寒さが増し、桜島も初冠雪しました!🏔

            風邪など召されておりませんでしょうか?

             

            今年は暖冬とは聞きますが、南国と言われる鹿児島も冬は寒いんです!

            お家が寒いんです…といったお悩み相談を受けることもしばしば。

            だからこそ、弊社では新築はもちろん、リノベーションやリフォームの場合も、

            断熱と窓サッシの性能は重要視しております!

            現場で断熱について設計士が大工さんへ指示を出します。

             

             

            さて、現在Webでリノベ塾を開催している姶良市鍋倉のお宅は、

            断熱性能を向上させ、エネルギー消費量を20%削減する住宅へ

            性能向上リフォームをすることで補助を受けられる

            【高度省エネ型】で認定を受けております。

            このエネルギー消費量の削減とは・・

            「??」

             

            1次エネルギーとは、自然に存在している燃料のこと。

            これを一般住宅に変換すると・・・

            ◎お風呂を沸かす

            ◎料理をする

            ◎部屋を暖める

            ◎部屋を冷やす

            ◎お湯を出す

             

            こういった家庭での行動は、1次エネルギーと言われる

            電気やガス、石油・・などを使っています!

            このエネルギーは、居住人数や床面積、建物の規模によって

            多少の変動はありますが、これを削減できる=省エネにつながるということなのです!!

             

            20%の削減目標は、もちろん省エネ家電を使ったり、

            照明器具をLEDを選んだり、給湯機を省エネ仕様を設置したり・・・

            といったことはもちろんのこと、一番負荷がかかる「暖冷房エネルギー」を

            削減することはかなり重要視されます!

             

            暖冷房エネルギーを削減するためには

            断熱性を上げ、家の隙間を少なくする

            =熱の出入り量が少なくなる

            =冷暖房効率が上がる

            =効きがいい◎

            =光熱費が抑えられる!

             

            これは住む方にとって、かなりメリットが大きいのです!

            メリットが大きい家に住む方は、ストレスが随分軽減されるはず。

             

            今回はリノベーション物件のため、吹き付け断熱で施工しました。

            吹き付け断熱の時は、充填が不十分な箇所があったりします。

            施工後に現場管理のスタッフがチェックしたところ

            数カ所、不十分な箇所があったので、指摘して手直しも済ませてもらいました。

            窓左に緑のテープが貼ってあります。

            ここは充填が不十分でしたので指摘し、手直ししました。↓↓

             

            窓サッシも全て高性能窓サッシへ変更し、気密性や断熱性を向上!

             

            1次エネルギー消費量削減に向けてばっちり体制整っております。

            さて、これから大工工事がまだまだ残っています^^;

            仕上げに向かってラストスパート中!!

            また、更新しますね。

             


            Webでリノベ塾 Vol.4

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              さて、Webでリノベ塾 第4弾です♪

               

              前回、基礎工事までご案内しました

              【長期優良化住宅リフォーム推進事業】補助対象の

              平屋リノベーション現場ですが、大工工事に進んでいきます。

               

              リノベーション物件では、もともとの『タチ』というものがあり

              ※タチとは、主に鉛直、垂直をさします。

               タチは、経年などにより『倒れ』とい現象が起きるのですが、

               倒れというのは、若干柱が垂直でない場合のことを差します。

               

              屋根や土台廻りとの兼ね合いで、『倒れ』を完全に解消することは難しく

              それに合わせて、新しい柱や壁を建てていきます。

              そのため、大工さん達はタチというものを見るのに時間を割いてくれます。

              (ここに時間を取らないと、後々大変な作業になることもあるため必要だったりします^^;)

               

              先に、既存の土台と柱、梁といった構造に対し、

              こちらで計算した補強金物や筋交いと言われる壁に入れて

              水平力に抵抗するための材料を入れて耐力を持たせ、

              今の基準に合わせるべく建物補強をしていきます。

               

              先に、外回りの作業を進めることで窓サッシを収めたり

              外壁を貼る準備、今回は吹き付け断熱を施工するため

              壁天井の下地、床下地などを先に進めていきます。

              外回りをスピードアップすることで、雨の日の影響を受けにくくなります♪

               

              天井下地の施工をしています。

              白いシートは透湿防水シートといわれる耐水性に優れ、

              湿気を外に逃がす素材のシートで吹き付けの断熱材を受けます。

               

              床の下地になる根太。このあとこの根太の間に断熱材を敷いていきます。

              (正匠は、新築時は基礎断熱なのですが、リノベーションなどの時は

               床断熱になる場合もあります。)

               

              窓サッシを納めて、壁と天井は吹き付け断熱を施工します。

               

              床に施工しているグレーのパネルが断熱材です。

              こちらはカネライトフォームスーパーEX75といって、

              熱伝導率といわれる熱の伝わりやすさを数値で表した際の値が

              通常使用する発砲系の断熱材の中でも数値が低いため

              熱が伝わりにくいため、基礎内からの冷気が室内の床板に影響を及ぼしにくい断熱材です。

              触れるとじわっと暖かいため切れ端を屋外の石などに敷いて

              その上に座ると、下の石の冷たさは全く感じませんでした^^

              (実際に寒い日、屋外に置かれている石の上に断熱材を敷き、実験してみました^^;)

               

              その性能高い断熱材を敷いた上に床材を施工するための下地を貼っていきます。

               

               

              まだまだ大工さんの工事は終わりません(´;ω;`)

              次は、吹き付け断熱の施工をご紹介します!では👋

               

               


              Webでリノベ塾 Vol.3

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                Webでリノベ塾 第三回目!

                今回は基礎です。

                 

                昭和56年築で新耐震基準に適合していた建物でしたが、

                今回、長期優良住宅建築に伴い、既存の基礎や構造金物と言われるもので

                建物を補強してあげる必要がありました。

                 

                リノベーションでは、耐震診断時に評点として数値を表現します。

                今回の建物では、評点1.03なので新築でいえば耐震等級1に該当します。

                (左が耐震等級を表す評点の計算書、右が補強に使う構造金物リスト)

                 

                 

                金物リストは躯体のどの部分に使用するのかを判断。

                 

                また壁倍率という耐力壁の強さを数値化するための計算書を作成し、

                筋交いといわれる補強材をどの壁に配置するか検討します。

                (筋交いは木工事で大工さんが施工します)

                 

                このような計算があり、初めて現場へ基礎補強に必要となる指示を伝達することができます。

                 

                元々、べた基礎と言われる土間もコンクリートで塗られた基礎でしたが

                より土間からの湿気が上がらないよう防湿シートと言われる

                湿気を通しにくいシートを張り、その上からさらに地震力や風圧力を向上させるため

                鉄筋というものを足してコンクリートを流し固めます。

                 

                 

                湿気を通しにくい防湿シートを土間の部分にはります。

                 

                その上から鉄筋を組み補強をします。

                補強をしたら生コンを流しいれます。

                その前に、水道の配管工事を済ませます。

                 

                 

                リノベーション工事の時は、生コンを一気に流し込むことが難しいので

                人数を増やして、土台や柱をよけてホースを伸ばして奥まで生コンを流し込みます^^;

                新築時の基礎の生コン打設より時間を要します…

                クレーン車にホースを繋げて玄関から建物内へ

                 

                ホースが垂れて、下に付かないように作業してくれています。

                 

                 

                生コンを打設した後の様子です。

                みずみずしい土間ですね☆

                 

                立上りと言われる柱の下の土台と言われる木材の下にくる基礎も

                型枠という木枠を施工した後にアンカーボルトと言われる基礎と土台を繋げる金物を

                入れて生コンを流しいれ固めます。

                 

                 

                こうやって新築時より時間を要して基礎が完成しました。

                 

                いよいよ、木工事に入ります!

                今回はここまで。また更新します^^

                 

                 


                Webでリノベ塾 Vol.2

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                  さて、書類を提出するところで終わっていました。続きです^^

                   

                  長期優良リフォーム技術審査の書類、

                  建物のエネルギー消費性能を見える化したBELSと言われる書類

                  今回の補助制度を利用するために必要な書類をそろえ

                  補助金交付申請書類を補助金交付申請の支援室と言われる受付機関へ

                   

                   

                  さらに、鹿児島県の地域振興局へ長期優良住宅認定の書類一式提出。

                  リフォーム、リノベーションでは珍しい事例なので、認定通知を頂くまでに

                  そこそこ、時間は要しましたが無事に認定通知もおりました^^

                   

                   

                   

                  リノベーションでの認定は事例がほとんど無いそうで、

                  認定を頂くにも、地域振興局の方が確認する日数を要しました^^;

                   

                  いよいよ着手です!!解体作業へ

                   

                  柱や梁を残したまま、ほぼ解体しました。

                  窓サッシも全て新しいものに変わるため、全て撤去です。

                  当時にしては珍しいべた基礎でしたので、土台廻りも傷みが少なく

                  とても大切に暮らされていたことが分かる建物でした。

                  『後代に残したい』という施主様の思いをしっかり受け取り、

                  職人さん達とともに『いい家』を建てるべく現場作業をすすめてまいります。

                   

                  私たちの考える『いい家』とは、ただ見た目をきれいにすることではなく、

                  家本来の性能を上げるということを重点的に考えリノベーションします。

                  性能というのは、耐震性や断熱性能、気密性能というものをしっかり考えて形にすること。

                  人も家も、見た目より中身が大切なんです😀

                   

                  では、次回は基礎の方に入っていきましょう!

                  おたのしみに。

                   


                  Webでリノベ塾!

                  0

                    姶良市鍋倉でリノベーション中の物件。

                    現在、大工さん達が数名入って施工中により、

                    なかなか現場でのリノベ塾が難しいため、誠に勝手ながら

                    Webにて講義をさせて頂きます!

                     

                    最近では周知され始めている『リノベーション』

                    このリノベーションとは、一般的に言われている『リフォーム』とは異なり、

                    中古住宅の機能を刷新し、これから住む人達のライフスタイルに合わせて

                    間取りや建物の性能(断熱性や耐震性など)を向上させ

                    新しい価値を生み出すための工事を施すことを言います!

                     

                    そして今回、リノベ塾のワークショップ会場に選ばせて頂いた

                    姶良市鍋倉のリノベーション現場は・・・

                    新たな生活を迎える場所として、ご両親が住まれていた旧家を大切に残しつつ

                    次の世代につなげたい!というオモイを持たれてリノベーションをご選択された施主様。

                    そのオモイをカタチニするため、たくさん悩む中で、

                    今回弊社が取り組ませて頂いたのは長期優良住宅化リフォーム推進事業という

                    国の補助制度の活用でした。

                     

                    長期優良住宅化リフォーム推進事業という制度は、

                    ・・・質の高い住宅ストックの形成及び子育てしやすい環境の整備を図るため、

                       既存住宅の長寿命化や三世代同居など複数世帯の同居の実現に資する

                       リフォームを推進することを目的として、リフォーム工事等の事業の

                       実施に要する費用の一部について、国が支援する補助制度

                     

                    さらに今回は高度省エネルギー型】といって、

                    長期優良住宅(増改築)の認定を受けるもののうち、

                    一次エネルギー消費量が省エネ基準比20%削減される建物として申請させて頂きました。

                     

                    【着手前の外観】

                     

                    【着手前の室内】

                     

                    【着手前の浴室】

                     

                     

                    まず、長期優良住宅化リフォーム推進事業を申請するにあたり

                    専門家による【インスペクション】が必要となります。

                     

                    インスペクション(建物状況調査)とは・・・

                    住宅の設計・施工に詳しい建築士などの専門家が、

                    住宅の劣化や不具合の状況について調査を行い、欠陥の有無や補修すべき箇所、

                    その時期などを客観的に検査するものです。

                     

                    インスペクションを行い、現況の状況を鑑みて

                    既存建物の基礎部にひび割れの幅や欠損があるかなど調査し、

                    らに現状の柱位置や筋交いと言われる構造材などを確認し、図面に落としこんでいきます。

                    昭和56年6月1日以前の建物のほとんどは、現行の耐震基準等に適合していないことが多いので

                    まず、現行の耐震基準に合うのか構造計算を行います。

                    補強に必要な金物を拾い出し、

                    計算書を元に、現況から補強していくための基礎図を仕上げます。

                     

                    さらに、今回は高度省エネ型仕様なので、

                    断熱等性能等級計算書も作成しました。

                     

                    こういった書類を全てそろえ、評価機関へ提出し、

                    新築では比較的取得されている割合が増えてきたBELS評価を

                    今回リノベーションで取得することができました!!

                    正直、計算等に時間を要しましたがこれでようやく、国へ書類を提出できました!

                     

                    ということで、ちょっと長くなってしまいましたので、今回はここまで^^;

                     

                    次回からは、現場の様子を合わせて進捗お知らせします!

                    おたのしみに。


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